2017年5月28日日曜日

やっぱり木製三脚...

Mark-X用のカーボン三脚で芳しい結果が得られていないので、純正の木製三脚で状態を確認。性能面では一番の様。
15cmRCに、フラットナとシュミカセ用のレデューサを組み合わせてテスト中。中心像は、十分な結像性能。焦点距離960mmF6.4程度。

ぼっち観測所は、梅雨の湿度対策として除湿器を連続運転できるよう屋外に排水用ホースを設置。
また、換気口を開け、5Wのソーラーパネルで常時外部へ排気する様にした(4Ahのバッテリー併用)。日中は、手持ちの24Vファンを2個使って上部の空気を攪拌し、少しでも環境が改善されるようにしてみた。

2017年5月27日土曜日

改造終了...

古い架台の改造が終わり、2週間ほど前に戻ってきた。
こちらのコントローラは、ユニポーラのマイクロステップ(サンケンのドライバ)。
コントローラを開けたらびっくり。
DIPの汎用ロジックがびっしり...と、片隅にはDIPのPICマイコン。流石に設計が古いな。
もっとも、これなら、じいさんになっても修理できそうだw

先週、仮設置をして動作確認。低振動ですこぶる具合がいい。ちょっと赤経のバッラッシが大きいので調整が必要。精密な設置はこれから。

今朝は、梅雨と夏の暑さ対策のために、除湿器が連続運転できるように排水口を開け、ホースを室外に。さらに、上部にたまる熱気対策として換気口を設置。ソーラーパネルを電源としたファンで強制排気の予定。


2017年5月10日水曜日

機材テスト...


30年以上昔に発売されたMark-X赤道儀に、新しいモータードライブを付けてテストした。

恒星時駆動周波数も約560pps。PM型パルスモーターのくせに、150倍速で動く。150倍速って87Kpps。
コントローラはドイツ製。定電圧バイポーラマイクロステップ駆動64分割。どんなチップを使っているのかと思い、コントローラを開けてみたら、ソフトウェアマイクロステップだった。でも、回路が面白い。こういう励磁のさせ方は初めて見た。

望遠鏡は、新しく入手した15cmのRCをのせした。光軸が少しずれていたので、今回は副鏡側を調整。光軸がズレない様に(?)思いっきり締めてあった。ある意味、光学製品の締め方じゃない。さすが台湾製。RCは2枚とも非球面なので、よく考えてから調整しないとドツボにはまるので注意が必要。修正したおかげで、キレイなジフラクションリングが見えるようになった。

三脚は、移動用のカーボン三脚を使ったが、どこかの剛性が不足しているようで、望遠鏡に触れると±40"角程度の振動が数秒間生じる。三脚か、傾斜台のいずれかが原因だと考えている。