2020年12月14日月曜日

はやぶさ2...


 はやぶさ2が戻ってきたところを観測しました。12/06 01:25:21~01:33:04まで

観測のため頂いたデータが1分間隔なのと、その位置データがそれほど精度よく求めていないので、速度ムラが大きかったけど、なんとか追尾に成功。

2020年11月15日日曜日

リュウグウ...

 もうすぐHAYABUSA2が小惑星リュウグウのサンプルを届けに戻ってきます。20cmほどの望遠鏡でも多摩地区で写すことができます。現在、16.6等程度。

右の画像の上はリュウグウを固定して、下は恒星を固定して。

2020年10月4日日曜日

火星準大接近...

 火星が近づいている。

ぼっち観測所からはギリギリキビシイ高度なので、より北よりに別の望遠鏡を設置。

シーイングは3/5程度と、冬の気流が入り込んで乱れ気味。

それでも何とか細部が見える画像が得られた。画像の下よりにおへそのように見えるのが、オリンポス山。火口も何となく見えるような見えないような...

マリネリス渓谷も場所だけはわかる。

技術の進歩で、10年前には考えられないほど、細部まで捉えられるようになった。

次に火星の大接近を迎える頃には、どれ程の画像が得られるようになるのだろうか。

少しだけ地名を入れた画像も示す。


2020年8月30日日曜日

北アメリカ星雲 NGC7000 ...

フルサイズモノクロ冷却カメラのテストで、北アメリカ星雲を撮影。
ASI6200MMpro
望遠鏡SHARPSTAR 2032PNT
Hαフィルタ使用
120sec x 8
MX-HD

2020年8月8日土曜日

C/2020 F3 (NEOWISE) ネオワイズ彗星...

沖縄県宮古島市池間島にて(SQM=21.53(mag/arc-sec^2))

画角2.9x2.2度。

MX-HD 

SHARPSTAR 76EDPH xF4.5レデューサ

30sec x 97

ASI-294MCpro

gain:120

Brightness : 8

White-R : 50

White-B : 50

Temp: -5℃




2020年5月31日日曜日

内合間近の金星...

内合間近の金星を見るべく、FOA-60をセットアップ。
近くの太陽からの迷光を避けるため、即席フードもセット(笑)。


望遠鏡を通して、青空の中で細い弧を描いた金星が良く見えました
カメラを取り付けて撮影した金星がこれ。



2020年5月24日日曜日

塗ってみた...

ASI294MCのそこかしこが真っ赤っかのアルマイト地のままなので、「光学製品なら黒だろ」と、秘密のつや消し塗料を塗ってみた。

デュワーの中も、さらに分解しなくて済む部分はしっかりと。白のコネクタやリボンケーブルとかもやめてほしいんだけど...

光学ウィンドウのコバもコバ用のやつでしっかり処理。




さて、効果はあるのでしょうかね?

2020年4月10日金曜日

観測スタイル...

これは3月下旬にアトラス彗星C/2019Y4を撮影しに青梅の方へ出かけた時の様子。

駐車場でお店広げていたら、パトロール中の警察官にしっかりと職務質問されましたとさ。

2020年3月25日水曜日

CMOSカメラのゲイン...その4

IMX294などのQuad Bayer Codingしているようなデバイスでは、Gain=0の時のフラットの均一性が良くない(フラット処理がうまくいかないわけではない)。


2020年2月4日火曜日

しし座のトリオ...

23時過ぎにセットアップして、明け方まで自動で撮影
露出時間5時間40分

原板には、複数の人工衛星と17等台の小惑星2つも写っている。小さな銀河がパラパラと散らばってるし、銀河の淡い腕も写った

2020年1月3日金曜日

カラーバランス...


カラーバランスは、R,Bの各画素に係数がかけられている画像右はR,Bの係数を0に、左は最大99に設定した画像。
トラペジウムが飽和するギリギリのレベルで調整したもの。このことから、R,Bは0で撮影した方がダイナミックレンジは広い。

なお、見えていない低輝度部分の写り具合に違いはない

R,Bのカラーバランスは両方とも50に設定すること。0などに設定した場合、低輝度部分がカットされ、ダーク/フラット補正が正しく行えない(ASI294MC)。
ASI071MCの場合は、カラーバランスはR,Bのゲインになっているので、こちらも50,50にする。0にするとカラーにならない。

追記2:
使用される撮像デバイスによって、異なる模様。
デバイスごとに特性の把握が必要。