2020年2月4日火曜日

しし座のトリオ...

23時過ぎにセットアップして、明け方まで自動で撮影
露出時間5時間40分

原板には、複数の人工衛星と17等台の小惑星2つも写っている。小さな銀河がパラパラと散らばってるし、銀河の淡い腕も写った

2020年1月3日金曜日

カラーバランス...


カラーバランスは、R,Bの各画素に係数がかけられている画像右はR,Bの係数を0に、左は最大99に設定した画像。
トラペジウムが飽和するギリギリのレベルで調整したもの。このことから、R,Bは0で撮影した方がダイナミックレンジは広い。

なお、見えていない低輝度部分の写り具合に違いはない

R,Bのカラーバランスは両方とも50に設定すること。0などに設定した場合、低輝度部分がカットされ、ダーク/フラット補正が正しく行えない(ASI294MC)。
ASI071MCの場合は、カラーバランスはR,Bのゲインになっているので、こちらも50,50にする。0にするとカラーにならない。

追記2:
使用される撮像デバイスによって、異なる模様。
デバイスごとに特性の把握が必要。


2019年12月30日月曜日

CMOSカメラのゲイン...その3

ユニティゲイン(とされる値)と、ゲイン0を比較した。
画像左がゲイン0、右がゲイン90(9dB)。
データの値で小さいか大きいかだけで、写り方に違いはない。

その比は、約2.8倍なので、
20log(2.8) ≒9
とゲインをそのまま反映している


データを細かく見ると、ゲイン0の方は、ADCが14bitなのを4倍して16bit長のデータにしてある。よって、値は4飛びとなっている。
一方、ゲイン90の方も4飛びとなっているので、チップからの出力データ自体は14bit長の可能性が高い(ソフトで16bitに伸張している)。
そうすると、チップ内でどのようにゲインアップの処理がされているのかが問題か?

いずれにせよ、ゲイン0で使うのが、データ処理上の正解であることが分かった。


2019年12月25日水曜日

CMOSカメラのゲイン...その2

色の再現性の問題だけではなく、ダイナミックレンジ自体が失われていることに注意が必要だ。前の投稿と同じ条件で撮影した画像をそれぞれ50枚づつコンポジットしたもの。
低輝度領域を同じように表示したのが右。


ならば、高輝度領域はどうかと、表示させたのが次の画像。
左の画像では中心付近のトラペジウムの個々の星の等級差に違いがあることがわかる。一方、右の画像は、(暗くかすかにしか見えないが)トラペジウムの3つの星は飽和した状態で写っている。

このことから言えるのは、Gainを上げてもダイナミックレンジを失っていくだけということだ(ただし、ユニティゲイン以下の場合にどうなるかは、まだ調べていない)。

CMOSカメラのゲイン...

天体用のCMOSカメラで、GAINを上げて撮影しても良いことはないということの証明。
画像の右側は、Gain=390(39dB)で撮影
左側は、Gain=90(9dB)で撮影
Gain=90の時が、このカメラのユニティゲイン(1e-=1ADU)と言われている。
露出はどちらも1sec。撮影時刻の差は24秒なので、同一条件での撮影とみなせる。


等倍表示でも、飽和領域がほぼ等しいことがわかる。Gainが低い方が微妙な色味の再現ができていることに注意。

このことは、等倍表示のまま、高輝度領域の表示できるようにするとはっきりする。




2019年11月18日月曜日

C/2017 T2 パンスターズ彗星...

自宅からの撮影では、なかなかSNが上げらず、とうとう92.5分露出(150sec x 37枚)。
20cmF4 + ASI294MCpro(冷却無し12.3℃)。
 

2019年11月8日金曜日

TMT稼働開始!...

我が家のTMT(Thirty centiMeter Telescope)、口径30センチメートルの光学・次世代超大型天体望遠鏡が稼働開始。

これまでのカタディオプトリックタイプのC11口径28センチメートルや、口径20センチメートルのニュートン式反射とはまるで異なる、異次元の巨大さです。
既存の観測小屋にかろうじて収まるその姿(散らかっているのには目を瞑るように)。

しかし、0.8mm厚の鉄製鏡筒はペニャペニャで、接眼部がたわみまくり。
現在、対策中。