購入時の星像。
明るい星はオムスビ型だけど、微光星はシャープで、カキッと写ってます。ある意味では、オムスビ型もカキッとしてる。
ロンキーテストをしてみると縞々はほぼまっすぐ。色もほとんど気にならない。
ナイフエッジで焦点像を切って見ると、中央山とリングが2本見えた。
販売店に修理に出して戻ってきた時の星像。
星はほぼ丸になった。拡大してみると大きく角の取れた四角。微光星は、周辺がぼやけた像になった。真ん中付近の青っぽいのはエスキモー星雲。
ロンキーテストをしてみると縞々は大きく曲がっていて、球面収差が増えた状態。
ナイフエッジで切ったときの見え方はほぼ変わらず。
口径65mmなので、分解能1.78"。焦点距離420mmから、約3.6umが分解能に相当。上記画像は、1画素約2.1"。
修理は、メーカーで人工星を使って再調整したとのこと。
やはり前玉(3枚玉)の光軸合わせが困難で、結局、球面収差を出すことで妥協したものと思われる。前玉部分のセル構造に問題アリかな。
こちらとしては、購入時のシャープさを持ったまま、丸い星像にしてほしいんだけど...
もう一度、修理をお願いしたら、販売店側がさじを投げた。もう一本同じ鏡筒を送るから良い方を取るか両方を返品してくれとのこと。
左が修理してもらった鏡筒、右が新しく送られてきた鏡筒。どちらも内像で比較。曲がり具合からの判断で、左1/4λ(過修正)、右1/6λ程度(負修正)。
鏡周部がターンダウンしているように見えるけど、30cmの基準平面に直置きなのと周辺部にあるリングの影響があるので参考程度に。
恒星での像の確認が楽しみ。
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