2017年3月24日金曜日

検証...

右は、組立て直した鏡筒のロンキーテスト結果。
今回は、それなりにキレイに撮れました。
レンズの外周部のエラーが大きいので、少し口径を絞るとより良像が得られそうです。...でも、55mmまで絞ったら意味無いよなーw




さて、続いて星像テスト。測定器を使って調整し、対物側6.50秒角、フラットナー側6.68秒角に偏芯を抑えた結果がどう出るか...です。両レンズ群が20cm程度離れているので、軸ズレの影響が特に気になる訳です。

結果は右の画像の通り。左から普通に組上げた状態、対物レンズ枠を約90度回転、対物レンズ枠を約180度回転した状態の像。

普通に組み上げたときの像は、斜め横方向に伸びていますが、対物レンズ枠を約90度回転したものはほぼ〇。強いて言えばちょっとオムスビかな? 対物レンズ側の偏芯測定結果に似ているとも言える。約180度回転させると今度は縦に伸びた。

以上の結果からは、対物枠を90度ほど回転させた位置にすると良い星像が得られそうです。

もっとも、風もあり、あまり良好なシーイングではなかったので、まだ、追試が必要です。
3000m以下の気流が15m以下なら、それなりのシーイングになるそうなので、そんなときを見計らってテストしたいと思います。

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