4枚玉アポの光学系を少しいじって状態を確かめてみました。光学系は簡単な構造で、弄るのは難しくなかったです。
右か内像、左が外像。
まずは新しい方の鏡筒。光軸がずれているけど歪無しで対称性も良い方です。
次が古い方。こちらは、光軸はまあまあだけど少しの歪と非対称な点が問題。
歪は、フィールドフラットナーレンズの圧迫。この部分だけ弄ってないので。
残存する球面収差の量を考えると、新しい方の調整を続行すべきなので、こちらのレンズセルをコンコンして軸出し。
まぁ当てずっぽうってやつですが、これが良いところに落ち着くことも多いんです。
と言うことで、新しい方の光軸もそれなりになりました。
そこで、ピントを合わせて全面のテスト撮影。
輝星の像が気になりますが、丸くシャープな像が得られるようになりました。
さて、とりあえず良像が得られることが判ったので、こちらを本格的に調整することにしましょう。
追記
偏芯測定器で測ったところ、対物レンズ側6.50秒角、フィールドフラットナ側6.68秒となりました。
通常は問題ない値なので、あとは、すこし回転させて変わるかです。
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