2017年5月10日水曜日

機材テスト...


30年以上昔に発売されたMark-X赤道儀に、新しいモータードライブを付けてテストした。

恒星時駆動周波数も約560pps。PM型パルスモーターのくせに、150倍速で動く。150倍速って87Kpps。
コントローラはドイツ製。定電圧バイポーラマイクロステップ駆動64分割。どんなチップを使っているのかと思い、コントローラを開けてみたら、ソフトウェアマイクロステップだった。でも、回路が面白い。こういう励磁のさせ方は初めて見た。

望遠鏡は、新しく入手した15cmのRCをのせした。光軸が少しずれていたので、今回は副鏡側を調整。光軸がズレない様に(?)思いっきり締めてあった。ある意味、光学製品の締め方じゃない。さすが台湾製。RCは2枚とも非球面なので、よく考えてから調整しないとドツボにはまるので注意が必要。修正したおかげで、キレイなジフラクションリングが見えるようになった。

三脚は、移動用のカーボン三脚を使ったが、どこかの剛性が不足しているようで、望遠鏡に触れると±40"角程度の振動が数秒間生じる。三脚か、傾斜台のいずれかが原因だと考えている。

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